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フィラリア予防について

2021.03.20

スタッフブログ

4月に入って温かくなり、ノミ・ダニ対策にも気をつけたい季節がやってきました。

気温があがると蚊を見かけることも増えると思いますが、この蚊が媒介する有名なものに「フィラリア」があります。

フィラリアは素麺に似た寄生虫で、成虫になると体長15センチから30センチほどとなります。

フィラリアに感染した動物に蚊が吸血すると、蚊の体内にフィラリアの幼虫が入ります。

この蚊がほかの動物に吸血することで、フィラリアの幼虫が体内に入り感染します。

幼虫が成虫になるのは約1年から2年で、心臓に寄生し、肝臓や腎臓などの臓器を壊していきます。

成虫を駆虫するのはとても困難ですので、普段から感染しないための予防が大切です。

 

月に一度使用するだけで予防ができ、基本的には年中予防を推奨としています。

(寒い季節だと蚊がいないので予防薬を使用しない場合もあります)

 

予防薬を使用しない期間が長かった場合(三ヶ月程度~)は、再使用する前に血液検査をし、フィラリアに寄生されていないかのチェックが必要です。

 

予防薬の種類は多岐にわたり、

当院では

・錠剤タイプ

・背中に垂らして使うタイプ

・ブロック状の牛肉風味のおやつタイプ

を用意しています。

 

 

 

どのタイプの予防薬を使えばよいかのご相談も、お気軽にスタッフにお声掛けください。