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皮膚科

行徳どうぶつ病院の皮膚科では、正確な検査・診断を行い、できるだけステロイドに頼らない、薬浴を中心にした動物にやさしい治療や、内服薬や処方食での治療など根本から改善する治療法をおすすめしています。皮膚病と同時に外耳炎が多く、外耳炎と皮膚病は、同時に治療すると効果的です。外耳炎の治療には、レーザー治療器も取り入れております。また、ステロイド療法の代わりに全身免疫療法も取り入れております。(副作用のない体にやさしい免疫療法です。)アトピーなどの痒みに効果があります。30年以上の経験と実績がありますので、他県からセカンドオピニオンでお越しになられる方も多くいらっしゃいます。かかりつけの病院で改善・完治できないと判断された場合でも、あきらめずに一度ご相談ください。アレルギーの出始め(生後1〜3年)の軽度のときから悪化しないようにすることで将来的にひどくならないケースがあります。小さいうちに程度が軽いからといって放置せず悪化する前にご来院ください。

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薬浴・ジェットバス・温浴

皮膚病には様々な症例がありますが、多くの場合の動物は体に痒みを伴います。痒みは、アレルギーが関係していることが非常に多いです。痒みを抑えるためにいろいろな薬が使われています。特にステロイドを使用するケースの場合、ステロイドによる副反応が心配です。もちろんステロイドがいけない薬というわけではなく、できるだけ使用する量を少なくしたり、なるべく使わなくても痒みが抑えられることが理想です。そこで、強い味方となってくれるのが、薬浴・ジェットバス・温浴です!皮膚病の治療、痒みの軽減、皮膚を病気から守るために効果的です。

それぞれの症状にあった薬用シャンプーで洗う(薬浴する)ことで、皮膚病の改善はもちろん、スキンケアシャンプーをするほど、シャンプー後の痒み・フケはなくなり、 回数を重ねるごとに皮膚の状態は改善します。その改善された皮膚から、今度はより元気な毛が生まれてくることによって、体質改善にもつながります!!

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外耳炎について

犬に多い耳の病気の一つに「外耳炎」があります。そして、皮膚の膿皮症(のうひしょう:人で言うトビヒ=皮膚の細菌感染症)と外耳炎(ほとんどが細菌とマラセチア=酵母菌の感染)が併発している動物が多いのです。「皮膚と耳」は犬に多いトラブルですので、ご紹介します。

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膿皮症について

膿皮症(のうひしょう)にもシャンプー療法は有効です。皮膚の化膿による病変を総称して、膿皮症(のうひしょう)と呼びます。軽症なものでは自然治癒をしますが、感染抵抗性の弱い犬や、本症に対する治療法が不適切だったりすると炎症が悪化し、慢性化しやすいです。原因として、皮膚が汚染されたり、自ら皮膚を噛んだりすることで、黄色ブドウ球菌などの病原細菌が感染して化膿性病変を発生させます。また、過度の不適当な成分を含むシャンプーの使用などでも本症の原因となります。その子に合ったシャンプーを続けることも有効です。

こんな症状ありませんか?

・皮膚の一部が赤くなっていませんか?
・皮膚の表面に小さな紅疹がありませんか?
・上記の赤みが出ている部分を痒がっていませんか?
・しきりに舐めたり、引っかいたりしていませんか?

※上記がみられたら膿皮症の初期症状がでているかもしれません。一度病院にてご相談ください。

外耳炎と皮膚病の関係

外耳は体外に開口し、外環境にさらされています。動物の外耳は人と違い乾燥しにくいため不衛生になりやすく、細菌や真菌が繁殖しやすい状態になっています。そのため、寄生虫や真菌、細菌などの感染性、あるいはアレルギー性などの皮膚炎、つまり「外耳炎」になりやすいのです。また、シャンプーの際に水が耳に残ると、その後外耳炎を引き起こしたりもします。

こんな症状ありませんか?

・外耳が赤く腫れており、しきりに痒がって後ろ足でカッ、カッ、と掻いている
・頭をよくふる
・耳垢がたまっている
・異臭がただよう
・耳のあたりを触ると痛がる、嫌がる

※上記がみられたら膿皮症の初期症状がでているかもしれません。一度病院にてご相談ください。
※外耳炎は慢性化すれば、皮膚が厚くなり、外耳を取り巻く軟骨が変形します。外耳道が狭くなったり、腫瘍の要因になったりします。